藤田観光株式会社

サステナビリティ

環境保全

環境理念

私たち藤田観光グループは、人々が将来にわたり安全で、楽しく、豊かな時間と空間を過ごすことができるよう、環境負荷の低減と循環型社会の形成に向け、人と地球に優しい企業市民を目指します。

基本方針

  1. 1.事業活動におけるCO2排出量削減の推進
  2. 2.廃棄物の発生抑制と資源循環の推進
  3. 3.生物多様性や地域環境の保全活動への貢献
  4. 4.環境に対する従業員の意識向上

取り組み

CO2排出量削減

自社所有の山林や庭園の保全

自社所有の山林や庭園の保全

当社は、日本全国に約763haの山林や庭園を所有しており、その自然を保全することによりCO2の吸収に寄与しています。また、ホテル椿山荘東京では、その庭園を大切に受け継いでいくため、庭園に湧き出る地下水や樹木の保全に努めており、庭園内の清流では毎年ホタルが飛翔し、季節の風物詩となっています。

客室のエコ清掃「ホテル・de・エコ」(WHGホテルズ)

客室のエコ清掃「ホテル・de・エコ」
(WHGホテルズ)

お客さまのご理解とご協力のもと、2泊以上の滞在の場合、客室のエコ清掃(ゴミ捨て・タオル類交換・アメニティ補充のみの簡易清掃)を行っています。清掃時のエネルギー使用量を抑制することで、お客さまとともにCO2排出量削減に取り組んでいます。

温泉熱の利用(箱根社員寮)

温泉の一部をヒートポンプの熱源として高温の温水を作り、温泉と熱交換させ、温泉の昇温に利用することで、もともとボイラー熱源での昇温に消費していた燃料の削減を図っています。昇温した温泉や熱交換に利用した温泉は、周辺ホテルやマンションに配湯しています。

コージェネレーションシステムの導入(ホテル椿山荘東京、箱根、ホテルグレイスリー京都三条南館)

コージェネレーションシステムの導入
(ホテル椿山荘東京、箱根、ホテルグレイスリー京都三条南館)

発電の際に発生する廃熱を冷暖房や給湯に無駄なく利用するコージェネレーションシステムを導入し、CO2排出量削減を図っております。また、震災・火災などの非常時に必要な防災・保安負荷への確実な電力供給が可能となるため、BCP(事業継続計画)の観点より、緊急時の対応にも備えています。

廃棄物発生抑制と資源循環

食材を使い切るもったいない心(永平寺 親禅の宿 柏樹関)

食材を使い切るもったいない心
(永平寺 親禅の宿 柏樹関)

永平寺門前にある「永平寺 親禅の宿 柏樹関(はくじゅかん)」は、大本山永平寺の典座御老師の教えである「食材の尊い命をいただいて調理しているということ、その命を僅かでも無駄にすることなく使い切る」ということを実践しております。例えば野菜の切れ端でダシを取ったり、椎茸など化粧包丁を入れた食材の端は飛竜頭を作る際に細かく刻んで具材に足したりと、ほぼ捨てることはなく使い切る料理を心がけています。

食品ロス削減に向けた取り組み

食品ロス削減に向けた取り組み

当社では多くの事業所において飲食を提供しており、食品ロス削減は重要な課題であると認識しております。ポスターの掲示や「3010運動」の推奨を全社で実施。一部のホテルでは、朝食ブッフェで余った料理をランチボックスに詰めて、フードシェアリングアプリ「TABETE」を通して販売、趣旨に賛同しその食品を必要とする利用者が購入するという仕組みを導入しています。

バイオ型コンポスト(生ごみ処理)の設置(箱根 天悠、ユネッサン)

バイオ型コンポスト(生ごみ処理)の設置(箱根 天悠、ユネッサン)

日々厨房やレストランで発生する生ごみ(厨芥類)について、コンポストを事業所に設置することで廃棄物の発生を抑制しています。また、水分含有量が多い厨芥類の焼却時には大量の燃料を消費しますが、コンポストの設置により、焼却時だけでなく運搬時のCO2排出削減にも貢献しています。

客室アメニティの空き容器回収(ホテル椿山荘東京)

客室アメニティの空き容器回収
(ホテル椿山荘東京)

ホテル椿山荘東京では、ロクシタンの「グリーンプログラム*」に賛同し、これまで廃棄されていた客室アメニティの空きボトルを回収、リサイクルする取り組みを全国のホテルに先駆けてご案内を開始しております。 *「グリーンプログラム」…「リサイクルで地球に美しいことはじめましょう」を合言葉に、対象となる製品の空き容器(プラスチック・ガラス・アルミ)をロクシタンの店頭に持っていくとポイントを付与する取り組み。

生物多様性・地域環境保全

プラスチック製品の利用削減(全社)

プラスチック製品の利用削減(全社)

運営するホテル・レストラン・宴会場などの施設で使用しているプラスチック製ストローについて、2019年度中に紙製または生分解性プラスチック製ストローへの切り替えを行い、年間約60万本のプラスチック製ストローを削減いたしました*。また、ホテルアメニティについても順次見直し向けて検討を進めています。 *お客様のご要望により、曲がるストロー等の特殊形状のストローについてはプラスチック製を提供する場合があります。

ゴルフ場における環境保全と資源循環(カメリアヒルズカントリークラブ)

ゴルフ場における環境保全と資源循環
(カメリアヒルズカントリークラブ)

ゴルフ場で発生する芝かす、落葉、剪定枝、倒木などは、一部廃棄せずに堆肥に転換させることで、芝や樹木の生育に役立てて資源を循環させています。また、木屑は荒天時のぬかるみ対策として歩道や林帯に撒き、プレーヤーの利便性向上に役立てています。
ゴルフ場は多様な動植物の棲み処となっており、地域環境の保全にも貢献しています。

ウミガメの産卵調査(下田海中水族館)

ウミガメの産卵調査(下田海中水族館)

本州で唯一産卵するアカウミガメの産卵調査を1991年より行っており、2014年にアカウミガメが静岡県の指定希少野生動植物に指定されて以降、県より委託を受けて産卵調査と共に産卵場所の保護活動や監視活動も行っています。産卵調査は地元小学校の授業の一環とされており、地域住民の環境教育にも一役買っています。

レインフォレスト・アライアンス認証のコーヒーを提供(WHGホテルズ、カメリアヒルズカントリークラブ)

レインフォレスト・アライアンス認証のコーヒーを提供(WHGホテルズ、カメリアヒルズカントリークラブ)

一部の施設で、レインフォレスト・アライアンス認証を取得したコーヒーを提供しております。これは、森林や生態系の保護、土壌や水資源の保全、労働環境の向上などを満たした農園から供給された原料を使用した製品という認証です。
WHGホテルズの客室とカメリアヒルズカントリークラブのレストランで取り扱いをしています。

従業員の意識向上

事業所でのSDGs推進活動

事業所でのSDGs推進活動

サステナビリティに関する従業員の理解を広げていくため、地域清掃やペットボトルキャップの回収など、事業所ごとに様々なSDGs活動をボトムアップで推進しています。各事業所の取り組みは、SDGs推進委員会に報告され、良い取り組みは年に一度、社長から表彰されます。

従業員向け通信教育

従業員向け通信教育

従業員向けに開講している通信教育では、SDGsについて学べる講座を複数用意し、受講料の補助を行っています。今後もサステナビリティに関する講座を充実させながら、事業と環境の相関の理解を深める一助として従業員の知識習得を支援するとともに、お客さまへの提案、取引先との対話や関係構築に活かしていくことを目指しています。

  1. 藤田観光について

    1. ごあいさつ
    2. 企業理念
    3. 会社概要
    4. 藤田観光の強み
    5. 事業情報
    6. 役員一覧
    7. 沿革
    8. 社員紹介
  2. 施設情報

    1. 全社施設
  3. 株主・投資家情報

    1. トップページ
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    3. 業績・財務情報
    4. IR資料室
    5. 株式情報
    6. 株主優待制度
    7. 個人投資家の皆さまへ
    8. IRカレンダー
  4. サステナビリティ

    1. トップページ
    2. トップメッセージ
    3. 藤田観光のSDGs
    4. TCFD対応について
    5. 重点課題
      1. 環境保全
      2. お客さまの安心・安全
      3. ダイバーシティ &
          インクルージョン
      4. 地域・社会
      5. 企業倫理の遵守
    6. サステナビリティの取り組み
  5. 採用情報

    1. 新卒採用情報