施設管理

SCROLL

トラブル対処からリスク対策の立案・実行まで法的見地からすべてを担うスペシャリスト

法律を駆使して藤田観光のリスクを低減

これから長く取引をしていこうとする会社と業務委託契約を結ぶ場合、担当者としては契約を終了するとき、もしくは破棄せざるを得ないときの取り決めまで突き詰めて考えたくないものです。取引開始に至るまで互いに築いてきた信頼関係が前提として存在し、契約締結という最初の段階で契約終了時のリスクヘッジを考慮しているという事実は、相手先に「そんなことを考えているのか!」と誤解を与えかねないからです。しかし、契約にともなうトラブルは、ときとして会社に莫大な損害を与える事態を招く可能性があります。そのため、企業としては後々のトラブルを防ぐために契約書にその旨を盛り込まざるを得ません。そこで、法務課が両者の間にクッションとして入り、ときに悪役を演じることでスタッフに心の負担を感じさせることなく、藤田観光を守るために必須の法的防衛策を施しているのです。

トラブル対応や訴訟対応においても役割は同じだと考えています。法務課にとってのお客様は、社外であれば協力会社や取引先であり、社内の各部署で頑張っているスタッフです。こういった藤田観光に関わるすべての方々に気持ちよく仕事をしてもらえる環境を法的見地から整える――それが法務課として提供できるサービスだと考えるからです。その結果として、みんなから頼られる存在になれれば、そして、藤田観光にとってのリスク低減に貢献できれば。そう思って、私は仕事に取り組んでいます。

相談の本質を引き出す会話術が重要

法務課の仕事は、法律知識があればいいというものではありません。当然ながら知識があるにこしたことはありませんが、難解な案件であれば顧問弁護士に相談できますし、仕事をする中で学んでいくこともできます。だから、法律知識は土台であり、業務を遂行するうえで最も大切なのは、会話力です。トラブルに対して適切な回答を導き出すには、その原因を正確につかむ必要があります。しかし、それがスタッフにとっては話したくない内容ということも少なくなく、聞き出すのは簡単なことではありません。また、対処方法を伝えるときも誤解を与えないよう、法律という難解なものを分かりやすく説明する技術が必要です。偉そうなことを言っていますが、私自身いまだ日々学んでいる状態で、今後も学び続ける必要があると思っています。

法務・総務部
法務課の仕事

法務課の役割を端的に説明するなら、「当社の事業活動に伴い発生する法的な業務を担う部署」です。その業務は、「法的リスクの提示と排除」と「社内外と の窓口対応」の2つに大別できます。具体的には、前者は法務相談や契約書の審査などを通して法務課に寄せられる案件について、法的リスクを洗い出しトラブルの予防策を講じるとともに、発生したトラブルへの対処を行うことで、後者は顧問弁護士との交渉や訴訟対応などが該当します。

扱う契約書には、婚礼や宴会でレンタルされる貸衣装、司会者などとの業務委託契約、ホテルのオーナー様と結ぶ賃貸借契約、アメニティや食材などを仕入れるときに結ぶ売買契約などさまざまなものがあり、そのすべてについて法務課で審査を行っています。年間200~300件にのぼるため、業務量がもっとも多いのが、契約審査といえるでしょう。しかし、各業務の重要性に強弱はありません。いずれも当社で働くスタッフを、ひいては会社そのものを法的に守ることに変わりはないからです。

1日の仕事の流れ

  • 09:00

    出社、法務相談・契約書審査の回答

  • 10:00

    契約書審査、打合せ

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    契約書作成、打合せ

  • 15:00

    顧問弁護士事務所訪問

  • 17:00

    法務相談・契約書審査の内部検討

キャリア

  • 1988年 4月

    不動産会員事業部

    会員制リゾート、リゾートマンション、北海道函館大沼国定公園の別荘地の販売を経験。その後、会員制クラブの販売や新商品企画にも関わる

  • 2002年 5月

    新宿ワシントンホテル フロント

    異動した年に日韓共催ワールドカップが開催され、慣れないフロント業務の中、外国人の対応に苦労した

  • 2005年 4月

    ワシントンホテル 企画室 開発グループ

    ステークホルダーとの折衝、ホテルグレイスリー札幌・銀座・田町の開業に携わる

トピック

内公募で決まったメンバーズカードのデザイン画は、実は……

青空に輝く太陽と虹のもと、緑の草原が広がり花や鳥が楽しそうに遊んでいる――2010年3月から使用されている藤田観光グループ・メン バーズカードのデザインは社内公募によって決まりました。実はこのデザイン、小学生の長女が描いたものなのです。

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