法務・総務

SCROLL

法的見地から潜んだリスクまで見抜き、対策の立案・実行からトラブル対処まで担う

法律を駆使して
企業と事業を守る

企業経営や事業運営に契約はつきものです。建物を借りてホテルを営業する場合は、所有者との間で賃貸借契約を結びます。ホテルの店舗エリアに入って頂くテナントとも、ホテル内を清掃する会社や植物の手入れをしてくれる会社などとも、業務委託契約など各種さまざまな契約を結ぶ必要があります。これは宴会場や結婚式場、レストランなどを運営する場合も同様で、取引先や協力会社と連携するとき、そこには必ず何らかの契約が発生します。幅広い事業を展開している藤田観光ではその数も膨大で、法務担当が1年間に取り扱う契約は、契約書の審査業務だけでも約300件にのぼります。

契約書には、契約を結ぶ両者が何をしなければならないのか、期限はいつまでなのか、契約を履行しなかった場合はどうなるのかといったことがびっしりと書き込まれています。私たち法務担当はその内容を一つひとつ精査して当社に不利な条件や何か問題が発生した場合のリスクを洗い出し、トラブルを未然に防ぐために契約条件の修正・追加など、対応策を講じていきます。つまり、藤田観光を守るための法的防衛策を施し、可能な限りリスクを低減することがミッションだといえます。しかし、ガチガチに守りを固めればいいとはいえないところが難しいところです。過度な防衛策は自らの手足も縛ることになり、事業のスピード感や発展の可能性すら抑制してしまう恐れがあるからです。例えば、中古物件を借りて事業を行う場合、たいていは建物に抵当権がついていますが、すべてのリスクを回避しようとすると、その物件は使わないという判断を下すことになってしまいます。しかし、契約直前までこぎつけたプロジェクトが頓挫することは事業の停滞につながるかもしれません。また、事業を推進するため前向きに取り組んでいるスタッフの気持ちまで挫いてしまうことだって考えられます。当然、法的見地から当社の不利益を回避するため、指摘すべきことを躊躇することはありませんが、許容すべきリスクを見極めながら最適な方法を探っていく、私はそう考えてこの仕事に取り組んでいます。

豊富な知識をベースとした
聞く力・伝える力が重要

法務・総務担当になる前は太閤園でフロントや婚礼セールスに携わっていました。このため、婚礼業務であれば、契約書の審査でも、法的相談であってもポイントを把握しやすいのですが、ホテルやリゾートは実務経験がない分、どのようなリスクが潜んでいるのか、イメージしにくいところがあります。各事業の担当者に対して、私たちが法的リスクを提示しなければなりませんが、事業内容や各部署の問題点をきちんとイメージできないと、必要十分なリスクの洗い出しができない危険があるのです。そのため、法務には、法律知識だけでなく、各事業や企業経営などに関する幅広い知識が求められます。

ただ、知識だけでも十分とはいえません。何よりも大切なのは、聞く力と伝える力です。知識が豊富でも的確な質問ができなければ相談の本質に迫ることはできません。聞き出す内容によっては担当者が話したがらないことだってあります。また、顧問弁護士に相談する場合も、社内の事情に疎い場合もあり、的確な回答をもらうためには、要点を整理して正しく伝える必要があります。とはいえ、それができているかというと、自分だけではできないこともあり、先輩や上司に判断を仰ぐこともあります。この現状から抜け出し、ひとり立ちするためにも、学び続けていかなければならないと思っています。

法務・総務担当
法務担当の仕事

藤田観光が事業活動を行う上で発生する法的な業務を担うのが、法務担当の役割です。その業務には、法務相談や契約書の審査などを通して、法的リスクを洗い出しトラブルの予防策を講じるとともに発生したトラブルに対処する「法的リスクの提示と排除」と顧問弁護士との交渉や訴訟対応といった「社内外との窓口対応」の2つがあります。

1日の仕事の流れ(平日の場合)

  • 09:00

    出社、法務相談・契約書審査の回答

  • 10:00

    契約書審査、打合せ

  • 12:00

    会議資料の準備

  • 13:00

    昼食

  • 14:00

    顧問弁護士事務所訪問

  • 17:30

    法務相談、契約書審査の内部検討

キャリア

  • 2013年 7月

    太閤園 フロント

    研修後の初配属先ということもあって、当初は緊張。次々と訪れるお客様への対応に戸惑ったが、お客様と向き合い、何を望んでいるのかをくみ取って対応する接客の基本を学ぶ

  • 2014年 1月

    太閤園 婚礼課

    式場を見にいらしたお客様に、式を挙げていただけるように、ご案内やご提案を行う仕事。結婚式という人生の大切な場面に携わることにやりがいを見出す

  • 2016年 10月

    本社管理グループ 法務・総務担当

    知識と思考力が重要となる仕事に就き、勉強意欲が向上。また、じっくり契約書を精査するなど、腰を据えて一つの業務に向き合うのが自分に向いていると気づく

トピック

広大な日本庭園

ホテル椿山荘東京と太閤園には、都会の真ん中とは思えないほど広大な日本庭園があります。四季折々姿を変える、その風景は何にも変えがたいものです。多忙な業務の中でも、庭園の風景を眺めると心が癒され、リフレッシュすることができます。この日本庭園はホテル椿山荘東京と太閤園がもつ「非日常」の一つです。

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