国際事業

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次代の成長基盤となる海外での新規事業の創出に挑む

異国の地でゼロから人脈を構築し、新たなビジネスの可能性をリサーチ

藤田観光は今、海外戦略に積極的に取り組んでいます。現在、海外事務所が置かれているのは、上海、ソウル、台北、バンコク、ジャカルタの5都市。インバウンドの拡大を主なミッションとしています。その中でも2015年にインドネシアに開設され、現在私が駐在するジャカルタ駐在員事務所は、従来の目的に加えて、現地における新規事業創出の可能性を模索している点に特徴があります。その初代所長に任命されたとき、「当社もいよいよ本格的に海外ビジネスに挑むのだ」と胸が躍りました。その半面、初の海外駐在にもかかわらず、駐在事務所立ち上げから、組織のマネジメントまで、未経験の職務に従事することになるため「自分にできるのか?」と不安を感じることもありました。しかし、私が動かなければ何も始まりません。腹をくくり、全力で挑む覚悟を決めました。とは言え、事務所開設に当たっては、PCやオフィス機器などの業務インフラ整備、現地スタッフの採用業務など、文字通りゼロからのスタート。最初は英語の資料の読解や現地人の面接を行うのも一苦労でした。また、現地行政に対する事務所の設立申請や許認可の手続きでは、スケジュール通りにならない不測の事態が頻発し、日本との物事の進み方の違いに戸惑いました。

藤田観光の海外における知名度は、ほぼ皆無に等しくまだまだ発展途上。そこで私が取り組んだのは、現地の訪日旅行マーケットの調査や、現地旅行代理店への訪問やトラベルフェアなどに出展して当社の施設を紹介するなど、現地での藤田観光のプレゼンスを高めることでした。事務所のお披露目会を開催したのもその一環。現地旅行代理店、現地メディアなどを招いて、当社事業や新規事業創出に向けた活動等の説明を実施し、その取組みがメディアで紹介されたりもしました。これらがきっかけとなり、人脈ネットワークがさらに広がり、現地情報の収集力を高めることができました。今後は、現地の経済状況、ホテル宿泊事業の現状、法制度、商習慣といった事業環境をしっかり把握し、そこから新たなビジネスの可能性を探り、海外での新規事業を創出することで、より一層藤田観光の存在感を国内外で高められるようにしたいと考えています。

さまざまな部門の仲間たちの力を得ながら、新規事業創出に向けて奮闘

新規事業創出に向けての課題は、「どんな相手と組み、どんなスキームを構築すれば、リスクを最大限低減し、当社の利益を確保できるか」を見極めること。そのためには、さまざまな相手とたくさんの可能性の中から交渉や調整を繰り返し、検証を重ねるしかありません。しかしそこで、相手や相手の組織を尊重することは大切ですが、尊重しすぎて自分や自分の組織の利害を通せなければ仕事になりません。ビジネスパートナーと共存共栄を図りながらも、自社の利益を損なうことなく交渉を進めていくことが重要だと考えています。また、法令・規制が定まっていなかったり、その運用が明確でなかったりと、あらゆる状況が日本とは異なる海外ではリスクを読みきるのが困難で、予想だにしない苦労がつきまといます。しかし、すべて取り組みが新しいチャレンジであることや、自分のビジョンが少しずつ形になっていく過程に、日本では味わったことのない達成感を覚えます。

本社から離れ、日本人一人で事務所を運営し、価値観やバックグラウンドが異なる現地スタッフをまとめるのは苦労の連続で、まだまだ課題は多いです。そんな中、心の支えとなるのは、本社のさまざまな部門の仲間たちの存在。例えば、財務については財務部門の方に、現地の法制度の解釈については法務部門の方に、といった具合に、離れていても一緒に戦ってくれる仲間の存在に、いつも鼓舞されています。今後、多くの新規事業を生み育てていくプロセスでは、当社の各分野のプロフェショナルの力を結集していく機会が、増えていくでしょう。だからこそ、海外の人脈だけでなく、社内の人脈も広げていきたい・・・そうして、人と人を繋ぎながら、藤田観光の海外戦略を成功に導いていくことが私の目標です。

ジャカルタ駐在員事務所の仕事

藤田観光の中期経営計画における海外出店戦略の一環として、新規事業の創出に向けた取り組みを行なっています。また同時に、現地の訪日旅行マーケットを調査し、国内事業所にフィードバックするインバウンド業務を行なっています。具体的には現地旅行代理店や現地エンドユーザーに対する当社事業の告知や利用促進や、トラベルフェアなどに出展しての藤田観光の施設紹介。時には国内事業所の営業担当者と現地旅行代理店への同行訪問を行ったりしています。新たな試みとしては、現地語SNSを利用しての藤田観光の情報発信なども始めました。

1日の仕事の流れ

  • 08:30

    ジャカルタオフィスに出勤、メール確認

  • 10:00

    外出 金融機関や不動産会社からの情報収集

  • 12:00

    昼食 近隣オフィスビル内のレストランにて

  • 14:00

    外出 旅行代理店訪問

  • 15:30

    現地スタッフからの活動報告

  • 16:30

    本社への進捗報告メール等

  • 17:00

    退社

キャリア

  • 2000年 4月

    東京ベイ有明ワシントンホテル 宿泊課 フロント担当・宿泊予約担当

    現場責任者として組織運営を学び、収入の最大化と業務効率化を図る

  • 2004年 8月

    ワシントンホテルカンパニー(当時)企画室 マーケティング担当・企画担当・開発担当

    ホテル本部での商品開発、事業構造改革、新規出店開発を経験

  • 2008年 5月

    フォーシーズンズホテル椿山荘 東京 営業課 営業企画課

    営業の厳しさを知り、企画の苦労と醍醐味を知る

  • 2015年 1月

    国際グループ ジャカルタ駐在員事務所

    初代ジャカルタ駐在員事務所所長として新たなチャレンジと未知の苦労の日々を送る

トピック

事業内容と社風

ひと言でいうと「ネットワーク」です。全国にさまざまな施設を持ち、かつてはホテルや温泉以外、タク シーや船も運営していました。宿泊と交通を組み合わせることなどにより、さらに多彩な旅行・レジャーを提案できるのではないかと思います。また、施設だけではなく、豊富な知識や経験を持つ人材の存在と、そのネットワークも素晴らしく、これも藤田観光の誇れるものだと思います。

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