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2019年12月16日

横浜中華街~中国の旧暦正月「春節」と伝統芸能
中国の旧暦の正月を「春節(しゅんせつ)」といい、大切な伝統的な行事となり、盛大にお祝いをします。
「春節」は旧暦のため、毎年日付が変わります。2020年は1月25日です。
横浜中華街でも「春節」をお祝いするイベントが毎年開催されます。
こちらは、横浜中華街にいても中国同様の「春節」が楽しめるよう1986年から始まったイベントで、今では期間中約100万人の人出があるほど、横浜を代表する冬の風物詩として定着しています(2020年開催期間: 1月25日~2月8日)。今回は、そんな横浜中華街の「春節」をご紹介いたします。

横浜中華街では、「春節」を迎える初日の前夜(1月24日)、中華街内の山下町公園に隣接する、横濱媽祖廟(よこはまそまびょう)でカウントダウンが行われ、街は新年を迎えるお祝いムード一色に包まれます。初日(1月25日)には、商売繁盛や五穀豊穣を祈って、伝統の獅子舞「採青(ツァイチン)」が爆竹や太鼓の音が鳴り響く中で行われ、華やかな雰囲気に包まれます。
翌日(1月26日)には、「春節」の一大イベントである祝賀パレード「祝舞遊行(しゅくまいゆうこう)」が開催されます。「祝舞遊行」とは、華やかな皇帝衣装を身にまとった一行をはじめ、獅子や龍の舞、中国雑技などが道いっぱいに練り歩くパレードです。横浜中華街では、来街者のすぐ目の前で行われますので、ここならではの特別な光景を観ることができます。

中日(2月1日~2日)には、「娯楽表演(ごらくひょうえん)」と銘打ち、山下町公園で、勇壮な龍舞や躍動的な獅子舞、優雅で華やかな中国舞踊、息を呑む演技が続く中国雑技などの中国伝統芸能が披露されます。まさに、横浜中華街の「春節」ならではの華やかな雰囲気が味わえます。最終日(2月8日)を飾るのが、幻想的なお祭り「元宵節燈籠祭(げんしょうせつとうろうさい)」。メッセージが書き込まれた灯籠を奉納し、人々の願いが天に届くように奉納舞が披露されます。
日本にいながら、中国の伝統文化に親しむことできる横浜中華街の「春節」は、中華街全エリアで開催されますので、期間中横浜にお越しの際は、ぜひお立寄りください。
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