2025年07月09日
【ホテル椿山荘東京】伊藤若冲の石仏を庭園で、作品と料理を料亭で愉しむ 「若冲と京の美食 ~水墨画と羅漢石を巡る~」9月13日開催
~美術史家とたどる若冲の世界、秋の庭園で文化を味わうひととき〜


ホテル椿山荘東京(東京都文京区・総支配人:千尋 智彦)の、庭園内の雲錦池畔に建つ、数寄屋造りの料亭「錦水」にて、日本画家・伊藤若冲の人となり、当時の京の食文化、そして若冲作品の魅力を知る特別イベント『若冲と京の美食 ~水墨画と羅漢石を巡る~』を2025年9月13日(土)に開催いたします。
本イベントは、若冲が下絵を描いたとされる「羅漢石」が佇む庭園見学、日本美術史研究者による講話、伊藤家菩提寺「宝蔵寺」所蔵の作品の特別観覧、そして若冲が生きた時代の京都食文化に思いを馳せる松花堂弁当を楽しむ、芸術と美食が融合した一日限りの特別企画です。
◇三重塔移築100周年の記念企画として、当ホテルならではのひとときを
当ホテル庭園内には、江戸時代の絵師・伊藤若冲が下絵を描いたとされる「羅漢石」約20体が静かに佇んでいます。これは、若冲が晩年を過ごした京都・石峰寺の「五百羅漢」の一部とされ、大正時代に山縣有朋から椿山荘を受け継いだ藤田平太郎男爵が、今年移築100周年を迎える「三重塔」と同様に庭園へと遷したものです。
独自の色彩感覚と写実性で現代においても高い人気を誇る若冲の作品は、国内外で開催される展覧会でも数十万人を動員しています。今回は、伊藤家の菩提寺である京都・宝蔵寺より伊藤若冲「竹に雄鶏図」など貴重な所蔵作品を特別にお借りし、日本美術史研究者・太田梨紗子氏の講話とともに、若冲の人となりや作品の背景、そして当時の食文化を体感していただきます。
◇料亭「錦水」が表現する、若冲の時代の京の味覚
お食事には、料亭「錦水」がこの日のためだけにご用意する特製の松花堂弁当をお楽しみいただきます。
若冲が生きた江戸中期の京の人々の暮らしや食文化に思いを馳せ、京都の伝統野菜や旬の食材を用い、素材の持ち味を活かした調理法で仕立てました。
例えば、若冲の絵にも描かれた「豆腐の田楽」や、京都の伝統野菜である「京壬生菜のお浸し」、夏の京都料理に欠かせない「鱧」を用いた「鱧阿蘭陀煮」、京都・愛宕山麓の名水を使用した鰹出汁など、見た目にも美しい京都の食の世界をご堪能ください。
また、ご参加の皆さまには、若冲「髑髏図」の絵をラベルにあしらった日本酒「枡源(150ml)」をお土産としてご用意しております。
概要
■開催日 | :2025年9月13日(土) |
■開催時間 | :<昼の部> |
11:30~ 受付開始 | |
12:00~12:50 講話 日本美術史研究者・太田梨紗子氏 | |
13:00~13:20 庭園の羅漢石の見学 | |
13:20〜14:30 お食事 | |
宝蔵寺所蔵作品の鑑賞 | |
<夜の部> | |
18:00~ 受付開始 | |
18:30~18:50 講話 日本美術史研究者・太田梨紗子氏 | |
19:30~19:50 庭園の羅漢石の見学 | |
19:50〜21:00 お食事 | |
和蝋燭を灯して宝蔵寺所蔵作品の鑑賞 | |
主催 ホテル椿山荘東京 | |
協力 宝蔵寺、中村ローソク | |
企画協力 オフィスユーボート | |
■予約方法 | :WEB予約限定 |
一般販売開始7月31日(木)12:00〜 | |
THE FUJITA MEMBERS先行販売期間 | |
7月17日(木)12:00~7月31日(木)12:00 | |
※ご参加は20歳以上の方に限らせていただきます | |
■会場 | :料亭「錦水」 |
■料金 | :お一人様 22,000円 |
※消費税、サービス料込み | |
※事前WEB決済ご予約制(3日前12:00まで) | |
■鑑賞作品 | :京都・宝蔵寺所蔵作品 |
・伊藤若冲「竹に雄鶏図」 | |
・伊藤白歳「羅漢図」 | |
・松本奉時「蛙図」 | |
■お食事 |
:松花堂弁当 |
口取り 豆腐と粟麩の田楽 出汁巻き玉子 | |
京壬生菜のお浸し | |
紫ずきん 才巻 栗蜜煮 | |
かます若狭焼き 華生姜 | |
造 り 本鮪 鯛昆布〆 妻一式 土佐醤油 白凝り酢 | |
煮 物 鱧阿蘭陀煮 楓冬瓜 賀茂茄子 伏見唐辛子 大黒占地 | |
食 事 はつめじろ御飯(国産米)物相にて | |
香物二種 | |
椀 物 京都・愛宕山麓の水を用いて 萩豆腐 粒蕎麦 小角野菜 坂本菊 蕎麦の芽 | |
宝蔵寺所蔵の伊藤若冲「髑髏図」を描いた日本酒「枡源」150ml付き | |
■お問い合わせ | :03-3943-5489(10:00~19:00) |
■URL | :https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/event/plan/jyakuchu_rakanseki2025/ |
ホテル椿山荘東京とは
1952年開業のホテル椿山荘東京は、都心にありながら、森のような庭園の中に佇むホテルです。 庭園のシンボルである 三重塔「圓通閣(えんつうかく)」は、1925年に東広島・篁山竹林寺より移築され、2025年に100周年を迎えます。室町時代前期の部材が使用されているこの三重塔は、都内に現存する三古塔の一つで、国の登録有形文化財に登録されています。
また、「いつの時代も、その時代が必要とするオアシスであり続ける」という想いの下、7つの季節に7つの絶景を造り、国内最大級の霧の庭園演出「東京雲海」と7つの季節は、「日本空間デザイン賞 銀賞」、「Prix Villegiature Awards グランプリ」、「iF DESIGN AWARD」を受賞、「日本夜景遺産」に登録され、都心の絶景として通年お楽しみいただけます。
265室の客室では、第二の我が家のようにお寛ぎいただけるよう充実した機能やアメニティを備えるだけでなく、都心のパノラマ、またはガーデンビューをご堪能いただけます。そのほか、庭園内や館内の8つのレストラン、自然光を感じられる直営のスパ・トリートメント施設、最大2,000名様までご利用いただける大会場を含む38の宴会場、チャペル・神殿、理・美容室、フォトスタジオなどを完備しています。
散策できる広大な庭園には、国の有形文化財の三重塔や茶室、史跡があり、また春の桜、きらめく新緑、初夏の蛍、夏の涼やかな滝のしぶき、紅葉、雪景色の中の椿と、四季の風情が東京にいることを忘れさせる特別なひとときをお過ごしいただけます。
ホテル椿山荘東京は、「フォーブス・トラベルガイド」が発表した格付けの「ホテル部門」・「スパ部門」では、おかげさまで名だたるホテルが並ぶ4つ星を獲得できました。また、特に最高級の施設とサービスにより、記憶に残る体験を提供するホテルとして認められ「プリファードホテルズ & リゾーツ」の「L.V.X. Collection」に加盟いたしております。
藤田観光について
藤田観光株式会社は、日本における観光業界の先駆けとして1948年に「箱根小涌園」、1952年に「椿山荘(現ホテル椿山荘東京)」を開業しました。その後、1955年に会社を設立し、2025年11月7日に設立70周年を迎えます。人材や文化財などのあらゆる企業資産を最大限に活用し、より多くのお客さまに憩いの場と温かいサービスを提供するとともに、ユニークなコンテンツ展開・事業展開を通して、お客さまのライフサイクルやスタイル(人生)の様々なシーンに寄り添う新たな価値を提供することで、「潤いのある豊かな社会の実現」を目指しています。

<本件に関するお問い合わせ先>
藤田観光株式会社 ホテル椿山荘東京 マーケティング部門 担当:小田
TEL. 03-3943-5506(直通)FAX. 03-3943-1172 Email: pressroom@hotel-chinzanso.com
ホテル椿山荘東京PR事務局
担当:松野(090-9836-4769)木村(080-4652-4168)藁科 Email: hotel-chinzanso-tokyo@ssu.co.jp
※ホテル名を記載いただく際は、正式名称の「ホテル椿山荘東京」でお願いいたします。