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2019年09月12日

新旧が入り混じった街「東京・浅草」で和太鼓体験

江戸時代中期から後期にかけて、現在の浅草寺の奥、東京都台東区浅草六丁目一帯を猿若町と呼ばれており、江戸町奉行所によって歌舞伎興行を許された3つの芝居小屋(中村座、市村座、森田座)がこの地域にありました。当時の歌舞伎はかつてないほど盛況で、浅草界隈は江戸随一の歓楽街へと発展。猿若町には、芝居小屋だけでなく、芝居茶屋、役者や芝居関係者の住宅、料理屋、土産物屋、大道具屋、小道具屋、芝居に使う楽器のお店などが点在していました。
明治以降、新しい娯楽の登場とともに芝居小屋は徐々に衰退していき、その多くが移転したり、無くなったりしてしまいましたが、今でも浅草にはその名残があります。
その中の一つに、「和太鼓」を製造販売しているお店がいくつかあります。
宮内庁、歌舞伎座、国立劇場、国立能楽堂の御用達、世界的に有名な和太鼓の製造販売しているお店もあり、日本の伝統芸能や伝統行事を陰で支えています。そちらのお店では和太鼓だけでなく、「お神輿」、篠笛や鳴物といった「和楽器」、衣装などの「祭り用品」の数々も販売しています。さらに、世界の太鼓が展示してある「太鼓資料館」もあります。他にも、浅草には太鼓の演奏体験ができるところもありますので、興味のある方はぜひ調べてみてください。
加えて、お祭りや伝統文化と密接に繋がっている「浅草」では太鼓だけではなく、着物、人力車、とんぼ玉、飴細工の体験など、和文化を体験できるアクティビティがたくさんあります。お越しの際は、観光だけでなくもっと深い浅草体験をお楽しみください。



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