2019年04月18日

取り組み

藤田観光では、プラスチック製ストローを廃止するなど、環境保全活動に取り組んでいます。

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2016年、世界経済フォーラム(ダボス会議)において、世界で年間約800万トンのプラスチックが海に流出しているとの推計が示されました。その後、世界中で「プラスチックのごみによる海洋汚染の問題」への関心が高まっています。

 

プラスチックの流出は、海を汚してしまうだけでなく、海の塩分や紫外線などで細かく分解され、最終的に小さなプラスチックの粒子になります。これらは、あまりに小さいため回収することが難しく、海に残り続けてしまい、生き物たちがエサと間違えて食べてしまうことも多く、海の生き物に悪い影響を起こしています。2050年には海のプラスチック量が魚の数よりも多くなると言われており、環境問題・生態系への被害が大きく、世界各国の政府や企業の中でプラスチックの削減を目指す動きが活発化しています。

藤田観光においても、世界的に問題となっている海洋汚染に対する取り組みの一環として、運営するホテル・レストラン・宴会場などの施設で使用しているプラスチック製のストローを7月末までを目処に順次廃止し、紙製または生分解性プラスチック製ストローへ移行いたします。この活動によって年間約60万本のプラスチックストローが削減される見込みです。

 

当社は、ホテル椿山荘東京や箱根小涌園 天悠、太閤園といった豊かな自然に恵まれた施設を運営しており、「環境負荷の低減と循環型社会の形成に向け、人と地球に優しい企業市民を目指す。」という理念のもと、環境保全活動を推進しています。今後も継続的に対応策を実施することによって、社会に貢献したいと思っています。 >>環境に関する取り組み

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環境に優しい企業を目指してプラスチック製ストローを廃止(藤田観光)