2017年05月08日

プラン・イベント

初夏の風物詩、ホタルの飛翔が待ち遠しい季節になりました。

初夏のイメージが強いホタルですが、ホタルの幼虫は桜の散る頃の雨の夜、水中から陸へ移動し、1日の平均気温の積算が「500℃」になった頃に、成虫になり飛翔するという仮説があり、藤田観光グループ施設の「太閤園」や「ホテル椿山荘東京」では、毎年5月下旬に初飛翔が観測されます。

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ホタルの幼虫は、カワニナという川などの淡水域に生息する細い巻貝を食べて成長します。成虫になるまで約一年かかりますが、成虫になってからの寿命は短く2週間ほどです。成虫になると、葉に溜まった夜露などの水を飲むだけで、幼虫時代に蓄えた養分だけで生きているため寿命も短いようです。

 

太閤園では毎年ホタルを観賞していただけるよう、園内を流れる小川の水質調査や水温の調整、川床の害虫の駆除などを行い、ホタルにとって棲みやすいよう環境の整備に努めています。

今年も恒例の初夏を彩る「ホタル物語」を5月19日~6月25日まで開催いたします。

期間限定のディナービュッフェをはじめ、園内各レストランでは初夏の味覚を盛り込んだお料理をご用意。お食事の後は、庭園内の水辺に舞うホタルのやわらかな光に心癒されるひとときをお楽しみください。お子様から大人まで楽しめる縁日エリアや、最終日の6月25日にはチャペルでのゴスペルコンサートも開催いたします。

 

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ホタル物語(太閤園:大阪市)