2022年04月26日

その他

【藤田観光】プラスチックごみ削減に向けて ~SDGsを推進 よりよい未来を目指して~

 藤田観光株式会社(本社:東京 代表取締役兼 社長執行役員:伊勢 宜弘)は、4月1日(金)より施行された「プラスチック資源循環促進法」にともないアメニティの切り替えや提供方法の変更を順次行い、プラスチックごみの削減を推進してまいります。

 

 当社は創業以来、「健全な憩いの場と温かいサービスを提供することによって、潤いのある豊かな社会の実現に貢献したい」という社是のもと、様々な社会貢献を行ってまいりました。2019年度からは、持続的に成長するための重点課題として「環境保全」「お客さまの安心・安全」「ダイバーシティ&インクルージョン(人権尊重)」「地域社会への貢献と文化財・歴史的建造物の保全」「企業倫理の遵守」の5つを設定し、全社的な活動として「SDGs活動」を推進しております。

 

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 環境保全への取り組みの1つであるプラスチックごみ削減は、自然の恩恵を得て事業を行う当社にとっては、最も重要な課題と認識しており、すでに年間60万本ものプラスチックストローの削減を行うなど取り組みを進めてまいりました。

 今回当社では、「プラスチック資源循環法」施行にともないホテル椿山荘東京、WHGホテルズでは、アメニティを環境にやさしいバイオマス素材の製品に順次切り替えを行っております。

 ホテル椿山荘東京では、テイクアウト用のカトラリーのほか、客室では歯ブラシ・ヘアブラシ・かみそり・コーム・シャワーキャップの5品目の切り替えを順次行い、そのなかでコーム・シャワーキャップは客室には置かず、リクエストに応じてお渡しする方法に変更いたします。

 WHGホテルズでは、歯ブラシ・かみそり・ヘアブラシを順次切り替え、客室には、歯ブラシのみ設置とし、そのほかはフロント・ロビーに設置いたします。これにより、必要なお客様のみが使用する流れとなり、さらにプラスチックのごみ排出の抑制に努めます。

 また、先行して箱根小涌園 天悠では、プラスチック製のアメニティグッズやペットボトルウォーターのご用意のない「ECOプラン」販売や館内のフリードリンク利用時に使うコップを洗浄して繰り返し使えるコップへの変更を行いました。

 今後も当社は、プラスチックごみ削減だけでなく、事業を通じて社会課題の解決と持続可能な社会の実現に努めてまいります。

 

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藤田観光のサステナビリティ

https://www.fujita-kanko.co.jp/sustainability/

 

取材に関するお問い合わせ先

〒112-8664 東京都文京区関口2-10-8

藤田観光株式会社 経営企画部

長谷川 広子

TEL:03-5981-7722/ FAX:03-5981-7735

参考資料 藤田観光のSDGs推進活動の一例

環境保全

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プラスチック製ストローを廃止

2019年にホテル・レストラン・宴会場などの施設で使用しているプラスチック製のストローを紙製または生分解性プラスチック製ストローへ移行しております。

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客室のエコ清掃「ホテル・de・エコ」(WHGホテルズ)

2泊以上の滞在の場合、エコ清掃をお客さまのご理解のもと行っています。清掃時のエネルギー使用量を抑制することで、お客さまとともにCO2排出量削減に取り組んでおります。

地域社会への貢献と文化財・歴史的建造物の保全

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環境教育

「下田海中水族館」のスタッフが講師となり、海の生き物の生態を知り、海の環境保全に対する関心を高めるため、静岡県内外の園児および小中学生に向けて出張授業を実施しております。

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貴重な文化財や歴史的建造物を保全

ホテル椿山荘東京や箱根小涌園など創業時より保有している、貴重な文化財や歴史的建造物を保全し、未来に引き継いでいくこともSDGsの一環として取り組んでおります。

ダイバーシティ&インクルージョン(人権尊重) 

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多様なお客さまの対応や従業員の多様性推進

より多くのお客様に快適にご利用いただけるようユニバーサルデザインの推進やノーマライゼーションの意識を高める研修を行っております。

お客さまの安心・安全

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環境衛生スーパーバイザーの配置

環境衛生について新たにトレーニングを受けた者を「環境衛生スーパーバイザー」として任命、各施設に配置し環境衛生の徹底に努めております。