2020年01月10日

プラン・イベント

メレンゲに包まれた淡雪そばと全国各地の厳選した日本酒をお楽しみください。

1月21日からは二十四節気の「大寒(だいかん)」の季節に入ります。寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季と言われています。小寒から立春までの30日間を寒の内といい、大寒はそのまん中にあたり、寒稽古など耐寒のための様々な行事が行われます。また、「寒仕込み」といって、寒気を利用した食べ物「凍り豆腐」、「寒天」、「味噌」などを仕込むのに最も良い時期とも言われています。

 

「寒仕込み」に適したものの一つに「日本酒」があります。日本酒は、酒米と水を混ぜあわせて発酵させた「もろみ」を搾ることによって造られます。「もろみ」を造る工程で、元となる酒母(日本酒の醸造のために、蒸米・麹・水を用いて優良な酵母を培養したもの)へ麹と蒸米を複数の段階に分けて加えていくことを「段仕込み」と呼びます。なぜ複数回に分けるかと言うと、酒母の酸度を保ち、雑菌の繁殖を抑えられるからです。三回に分けて仕込む方法が一般的で、これを「三段仕込み」と呼びます。

01

 

00

 

「三段仕込み」は添、仲、留の三段階に分けて仕込む方法で、添の翌日に踊りといって1日休むので、3段階を4日で仕込みます。酒母の約2倍の原料を加えて添とし、添の倍量を仲、仲の倍量を留というように、各々2倍量の原料を加えて増量して行きます。

 

ホテル椿山荘東京内にあります、そば処「無茶庵」では、心ほぐれる粋な時間をお客様にご提供するため、お酒にこだわり、厳選した日本酒(全国各地の地酒)を常時ご用意しております。ただいま、冬の味わいを堪能できる華やかなそば会席「春支度」をお楽しみいただけます。旬の食材とともに、オリジナリティ溢れるメレンゲに包まれた淡雪そばを、こだわりの日本酒と共にご堪能ください。

02

 

04

 

そば会席~春支度~(ホテル椿山荘東京 そば処「無茶庵」:東京都文京区)