2019年07月02日
取り組み
風車が織りなすノスタルジックなフォトスポット。横浜桜木町ワシントンホテルでは、期間限定で日本の涼を楽しむ「夏」を演出します。
七夕の7月7日から、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」という季節に入ります。

小暑とは、梅雨明けが近付き、暑さが本格的になる時期です。1787年江戸で出版された暦の解説書「暦便覧」には、「大暑来れる前なれば也」と記されおり、例年、蓮の花が咲き、蝉の合唱が始まるころになります。
日本には昔から、暑い夏の涼をとる工夫がたくさんあります。
例えば、打ち水、浴衣、うちわ、冷たい食べ物などは、体感温度を下げる工夫です。体感温度以外にも、風鈴の音色など、五感を使って涼を感じる工夫もあります。冷房が強いところにずっといると、体調のバランスを崩すこともあるので、今年の夏は、五感を使った「涼」を楽しんではいかがでしょうか。
横浜桜木町ワシントンホテルでは、8月1日~31日の期間、「日本の涼を楽しむ」をテーマに、5階DINING&BAR「ベイサイド」のエントランス部分、約高さ2.1m、幅7mの壁面を、色とりどりの風車で装飾をいたします。風車は、平安時代には子供の玩具として、江戸時代には鬼子母神参拝の証、縁起物として流行。季節の訪れを告げ、多幸を願う民芸品として、古くから地域や神社などで愛されています。今回の設置では、夏の暑い季節に風を感じさせてくれる風車が涼しさを演出いたします。涼をとるだけでなく、カラフルな風車が織り成すノスタルジックなフォトスポットとしてもお楽しみいただけます。
期間中、朝食ブッフェでは夏にぴったりなそうめんや冷やし煮物、ガスパチョなどのメニュー提供やフロントスタッフによる浴衣での接客なども合わせて実施いたします。横浜桜木町ワシントンホテルで夏の涼をお楽しみください。


