2019年04月12日

プラン・イベント

4月13日より、奈良国立博物館で特別展「国宝の殿堂 藤田美術館展」が開催されます。

奈良国立博物館で特別展「国宝の殿堂 藤田美術館展」(4/13~6/8)が開催されます。

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▲奈良国立博物館 本館

「藤田美術館」(2022年4月(予定)リニューアルオープンに向けて改装中)は、藤田観光のルーツである藤田傳三郎商社を創業した、藤田傳三郎が明治初年から大正年間にかけて、二代三人(旧男爵・藤田傳三郎・平太郎・徳次郎)によって収集された東洋古美術品を中心としたコレクションを公開する目的で、1951年3月に設立、1954年5月に開館した美術館です。

 

山口萩出身の藤田傳三郎は、早くより大阪に出て、藤田組(藤田傳三郎商社から改組)を組織し、実業家として明治の経済界で活躍した人物です。没後、嫡子平太郎がその跡を継ぎ、鉱山・干拓・林業等の開発経営に尽力し、大阪工業会初代会長、更に貴族院議員としても活躍。父子ともに、古美術や茶道に対する造詣が深く、美術品の収集に熱心でした。

特に当時、世相の変化に伴い、古美術に対する社会の理解や関心が薄く、多くの美術品や寺社の宝物が放置、国外に流出していて、このような状況を憂い、古美術品の収集に尽力していました。収蔵品の分野は、古代から明治にまたがる、絵画・書跡・陶磁器・彫刻・漆工・金工・染織・考古資料など多岐にわたります。

 

ホテルフジタ奈良では奈良国立博物館での展覧会を記念して、観覧券が付いたお得な宿泊プランをご用意いたしました。国宝9点、重要文化財53点を擁する藤田美術館の中でも世界に三碗しか存在しないと言われる国宝「曜変天目茶碗」をはじめ「玄奘三蔵絵」「両部大経感得図」などの仏教美術を含む多彩なコレクションをお楽しみいただけます。

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▲重要文化財 交趾大亀香合

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▲国宝 曜変天目茶碗

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▲上)国宝 玄奘三蔵絵-3巻- 下)国宝 深窓秘抄

【藤田美術館展 宿泊プラン】~朝食付き~(ホテルフジタ奈良:奈良市)