2018年10月01日

その他

【とっておきの箱根案内】本のプロがおすすめする「箱根旅行に持って行きたい1冊」

My Hakone Time by 天悠

本を持って旅すれば箱根をもっと味わえる!?

旅するときは、「ここへ行こう」「あれを食べよう」と、いろいろな計画を立てるものですが、
次の箱根旅行ではその計画に「こんな本を持って行こう」という項目を追加してみませんか?
そこで今回のテーマは、箱根の旅に連れて行きたい本。
「読みたい本と出会える」と人気の本のセレクトショップ〈SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS〉(東京・渋谷)の
スタッフのみなさんのセレクトをご紹介します。

 

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箱根に母娘旅に行きたくなる『サザエさん旅あるき』

「自分の旅の思い出と照らし合わせながら、笑顔になれる一冊です」と、店長の粕川ゆきさんが勧めてくれたのは、「サザエさん」でお馴染みの長谷川町子さんのエッセイマンガです。

 

「さまざまな“旅”にまつわるエッセイをまとめたものですが、読んでいると旅に行きたくなります。特に、この本の1話目が母娘旅のエピソードなんですが、そのドタバタの様子に思わず声を出して笑ってしまいながら、『母と旅するとこういうことあるよなぁ』と、自分の母娘旅の思い出と照らし合わせてしまって、『今度はこの本を持って、箱根に母娘旅に行こう……!』そんな気分にさせられる1冊です。そして、旅に持って行った本って、旅の記憶がその本に日記のように刻まれるので、帰ってきてからまたページを開けば、きっとその時の旅の思い出を味わうことができるはずです」(粕川さん)

 

『サザエさん旅あるき』(長谷川町子著/朝日文庫)・・・・(つづく)

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