2018年08月31日
取り組み
下田海中水族館では、社会貢献活動の一環として様々な活動を実施しております。
下田海中水族館では、社会貢献活動の一環として、地元の学校向け、出張教室や移動水族館、フィールド調査を合同で行うなど様々な活動を実施しています。
「磯の観察教室」では、
磯観察をする際の注意事項を合わせて紹介することで、事故を未然に防止できるよう努めています。また、実際に磯場で観られる生物を紹介し、それら生物に興味を持ってもらうとともに、地元にある海の豊かさや素晴らしさなどに気付いてもらえるようにしています。
「ペンギン教室」では、
教科書に登場するペンギンたちの生態、体のしくみについてより深く学び、そして野生下では環境悪化や人の営み等の影響により種によっては絶滅の危機に瀕していることを紹介します。また、その際、本物の生きたペンギンが小学校まで出張し、本や映像だけでは感じられない、息遣いなど体験していただきます。
「うみがめ教室」では、
下田周辺の砂浜で産卵が見られるアカウミガメを中心にお話します。そこで学習したことをもとに、合同で産卵・孵化調査を継続して行っています。まだまだ謎の多いウミガメについて調査し、また、その調査を地元の方と協力することで啓蒙し、ウミガメが産卵する地域にある水族館としての役割を担っています。
これらの活動を通し、当たり前に思える伊豆半島の豊かな自然を再発見していただきとともに、自然環境保全の大切さ、命の尊さを学んでいただく機会を今後も提供していきたいと思います。