2018年05月31日

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伊豆半島の世界ジオパーク登録記念!伊豆半島ジオパーク水槽の展示を開始しました。

4月17日、フランス・パリにて開催された第204回ユネスコ執行委員会において、「伊豆半島」がユネスコ世界ジオパークとして認定されました。国内で9番目のユネスコ世界ジオパークとなります。ユネスコ世界ジオパークとは、国際的な地質学的重要性を有する地層、岩石、地形、火山、断層などの地質遺産を保護し、科学・教育・地域振興等に活用することにより、自然と人間との共生及び持続可能な開発を実現することを目的とした事業を行う機関です。

 

「伊豆半島」は、もともとは火山の噴火で出来上がった島で、プレートの移動により北へと向かい、本州に衝突して半島になりました。今回の認定は、静岡県東部・伊豆地域の15市町が対象で、貴重な地質や地形が見られるジオサイトは114ヶ所あります。

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ジオサイトとして選ばれた場所は、「吉佐美・田牛」、「堂ヶ島・仁科港」、「城山・葛城山」、「石廊崎・池の原」、「大瀬崎」、「鉢窪山」、「大室山」、「三島」、「丹那盆地」などで、火山活動によって作られた地形を始めとして、自然が作り上げた迫力ある風景が広がります。「伊豆半島」で見られる特別な地形を保全し、たくさんの人に見てもらい、活用していこうという活動が続けられ、世界的に価値が認められるかたちとなりました。

 

下田海中水族館では、伊豆半島の世界ジオパーク登録を記念し、マリンスタジアム入口の特別水槽にて伊豆半島ジオパーク水槽の展示を開始しました(7月16日まで)。数あるジオサイトの中から、下田市内にある「サンドスキー場」や「爪木崎の柱状節理」に注目し、水槽内に模型を設置し、その沿岸に暮らす魚たちを展示しています。他にも様々な企画展示をしておりますので、ぜひご家族で遊びにいらしてください。

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祝!世界ジオパーク登録!!“伊豆半島ジオパーク水槽”

(下田海中水族館:静岡県下田市)