2018年04月17日
ニュース
4月7日夜、蛍の幼虫の上陸を確認いたしました!!
4月7日にホテル椿山荘東京で、蛍の飛翔前の行動としての「上陸」(さなぎになるため、水中から陸に上がること)を、目視で確認いたしました。本年も5月中旬頃から飛翔する蛍をお楽しみいただけると思いますが、気温が高まりを見せる場合、飛翔時期が早まる可能性があります。
幼虫が陸に上がってから初飛翔までの日数は、日々の気温が関係しているのではないかというミステリアスな「500度説」という独自の仮説があり、2010年から観測を行っております。
「500度説」とは、ソメイヨシノが散る時期の4月の雨の夜に当ホテルの蛍の幼虫が陸に上がることが多く、その翌日から「1日の平均気温」を積算(加算)して、500度に達した時に蛍の初飛翔が観測できるという説です。
2010年から2012年までは、ほぼ仮説通りに初飛翔が観測。2013年は温度計の故障により欠測。2014年は前日積算温度が521度になった5月18日に初飛翔を観測し概ね実証成功。2015年は626度になった5月16日に初飛翔を観測し、大きく500度を外す結果となりました。2016年は568度の時点で初飛翔を確認。500度に達した5月7日から3日の誤差となりました。2017年は610度に達した5月13日に初飛翔を確認、大きく500度を外す結果となりました。
果たして500度説の真偽はいかに?引き続き2018年も検証を続けて行きます。
積算温度は、ホテルのホームページやSNSで随時更新しますので、ぜひチェックしてください。
ホテル椿山荘東京では、この季節にブッフェやイベント、レストランメニューをご用意しております。
蛍観賞とあわせて、お楽しみください。