初春の花「梅」が咲き始める頃です。太閤園の冬の味覚ビュッフェとともに、春をお迎えください。

年が明け、春が待ち遠しい季節になりました。そろそろ、梅の花が咲く頃です。

日本人にとって春の訪れに欠かせない花の一つである梅は、古くから縁起物として親しまれています。春の花見といえば桜をイメージする方が多いと思いますが、奈良時代、貴族の間では梅の花見が一般的で、歌人によって数多くの歌が詠まれていました。香り、色や風情など、その美しさに魅了される人が多く、学問の神様 菅原道真公は深く梅を愛し、創祀である大宰府天満宮をはじめ、全国の天満神社では、神紋に梅を用い、境内に梅を植えるところが数多くあります。また、浮世絵師 歌川広重は梅の花を描き、それを見たゴッホは絵の題材にしています。

お食事の前後は、敷地内にある築山式回遊庭園の散策をお楽しみください。例年、2月中旬から梅が見頃を迎えます。大川から水を引き入れた川や池、一枚板の石橋などをしつらえた風流なたたずまいと、四季折々の自然美にあふれた庭園の眺めが、都会の喧騒を忘れさせてくれます（庭園入場無料 10：00～22：00）。