2017年10月31日

取り組み

11月1日は計量記念日~11月3日ウミガメの体重測定を実施~

10月も最終日になりました。明日11月1日は計量記念日です。

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元々計量記念日は6月7日に制定されていましたが、1993年11月1日に現行の新計量法が施行されたことに伴い、11月1日に変更されました。適正計量の普及と啓発活動を行うことが目的で、計量思想の向上・普及に関する行事や計量関係者の表彰などが行われます。

 

さて、下田海中水族館では計量記念日にちなみ、11月3日 13時15分より「ウミガメ池」にてウミガメの体重測定を実施いたします。ウミガメが暮らす池の水を全て抜き、掃除をしたあとに専用の体重計にのせて量ります。

 

ウミガメは、古くから童話「浦島太郎」のお話があるように、日本人にとってとても馴染みの深い生き物です。人気怪獣映画のモデルとしても使われていますが、全種類レッドリストに載っており、日本で良く見ることができるのはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種類で、日本の砂浜で産卵する種類でもあります。

当館にいるのはアカウミガメとアオウミガメです。

 

アカウミガメは、温帯から亜熱帯にかけての海洋に生息しており、動物食の強い雑食で、貝類、甲殻類などを食べるとされています。下田の砂浜でも産卵が行われており、当館では地元の小学生と共に調査に取り組んでいます。また、アオウミガメは、アカウミガメと並び日本でもっともポピュラーなウミガメで、熱帯から亜熱帯にかけての水深の浅い沿岸域に生息しております。植物食傾向の強い雑食で、主に海草(アマモ、ウミヒルモなど)を食べますが、藻類なども食べるとされています。当日は2種類のウミガメの体重測定になります。

>>「下田海中水族館」公式サイトはこちら

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11月3日ウミガメの体重測定を実施(下田海中水族館:静岡県下田市)