2017年06月27日
その他
7月~8月にかけて、東京の七夕イベントがたくさん開催されます。
伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日を「節句」と呼んでいます。
江戸時代、たくさんの節句の中から、幕府では五つの公式な式目(現在の祝日)を定め、「五節句」と呼びました。「五節句」とは、1月7日(七草)、3月3日(ひな祭り)、5月5日(こどもの日)、7月7日(七夕)、9月9日(菊の節句)の五つです。
来月は、「五節句」のひとつ七夕があります。
物語にもなっている七夕では、様々な願いを込めて、各地でイベントが多数開催されます。地方によっては旧暦の8月に開催するところもありますが、東京では新暦の7月7日前後の期間に開催されることが多いです。東京大神宮や神田神社(東京都千代田区)など、ゆっくり七夕を祝うものから、下町七夕祭り(東京都台東区)のように華やかに町中を飾るものまであります。また東京タワー(東京都港区)では、毎年七夕の時期、大展望台まで続く外階段を青い星のようにライトアップします。


旧暦の8月に開催されるものでは、「阿佐谷七夕まつり」(東京都杉並区)が迫力満点でおすすめです。
商店街のアーケードに手づくりの大きな張りぼてが吊り下げられ、七夕飾りとともに目を楽しませてくれます。屋台も充実していて、天候に左右されず楽しむことができ、毎年たくさんの来客数があります。
その他、7月~8月にかけて、東京では七夕にちなんだイベントがたくさん開催されますので、町の散策に出てはいかがでしょうか。
藤田観光グループ 東京都内の施設
