2017年06月05日

取り組み

地元の小学校とともに。

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下田海中水族館は、南伊豆エリア唯一の水族館として、水族館の使命(種の保存、教育・環境教育、調査・研究、レクリエーション)を果たすため、日々活動しております。

 

今回は、数ある地域貢献と「教育・環境教育」活動の一部をご紹介致します。

先日(5月25日(木))、地元の海水浴場で有名な伊豆白浜にある白浜小学校にて全校生徒を対象に「ウミガメ教室」を実施致しました。今後、白浜海岸でウミガメの産卵があった場合は、3年生を中心に孵化までの産卵調査を実施します。

 

下田周辺の砂浜では「ウミガメの産卵」をみることができます。

当館が今まで活動し続けてきた「ウミガメの保護・研究」についてお話しながら、ウミガメの生態や体のしくみ、産卵についてなど、ウミガメが産卵に来る地元の学校にも知っていただきたく活動しています。

当館の職員は「静岡県希少野生動植物保護監視員の委嘱」を受けています。

静岡県は、「静岡県希少野生動植物保護条例」に基づき、特に保護が必要な種を「指定希少野生動植物」に指定しており、「アカウミガメ」も該当する生き物です。当館の職員3名が、指定希少野生動植物に対する捕獲、採取、殺傷または損傷している物に対する監視及び指導を行う「静岡県希少野生動植物保護監視員」となっています。これは、長年の保護活動、調査研究の成果を認められた結果です。

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下田海中水族館(静岡県下田市)