藤田観光株式会社

環境への取り組み

環境保全

未来の子供たちへ、残そう自然。残そう歴史。

自然と、人と、地域を繋ぐオアシスを

写真:ホテル椿山荘東京 庭園

当社は、日本全国に約1,800haの自然豊かな山林を所有しており、それらは多くのCO2の吸収に寄与しています。中でも691haに及ぶ和歌山県新宮市畝畑地区の山林は年間で約2,485tのCO2吸収量があると算出されており、一般社団法人フォレストック協会の認定森林(※1)の1つに数えられています。

当社はホテル椿山荘東京や大阪の太閤園など都心にありながら緑豊かな庭園を持つ施設を運営しております。特に椿の名所で知られるホテル椿山荘東京の庭園には約100種1,000本の椿をはじめ約20種120本の桜など様々な木々が四季を彩り、初夏にはホタル観賞を楽しむことができます。都会において人と自然が触れ合える貴重な場所を保全していくことも事業を通じ当社にできる社会貢献の一つであると考えております。

(※1)「森林のCO2吸収量及び生物多様性保全と森林管理・経営レベルの認定」(以下、「フォレストック認定」といいます。)制度は、平成20年8月に社団法人日本林業経営者協会(※2)により、京都議定書目標達成計画に示されるわが国の森林吸収源の上限値1300万炭素トンの達成のために、間伐等の実施による森林整備を速やかに行うことに留まらず、将来に渡ってわが国の森林管理レベルを向上させる必要があると考え、森林吸収源の価値を森林保全に還元する仕組みを創ることを目的として創設されたものです。

(※2)、昭和16年の「木材統制法」の制定や「日本木材統制会社」の設立などの林業界も木材界の統制に付随して、森林組合の結成、施業案の編成、立木伐採税、大造林計画等の諸問題に対応すべく、林業情報を収集配布する組織を設けることを目的として設立されました。

ほたる自生への努力

写真:ほたるの幼虫を放流 写真:ほたるの自生 写真:庭園でのほたる鑑賞

ホテル椿山荘東京の庭園内には、古香井(ここうせい)と名付けられた井戸があり、ここから秩父山系の山々で大地に浸透した源水が長い年月を経て湧き出しています(23区内で自噴する井戸があるのは、ホテル椿山荘東京と吹上御所、明治神宮の3箇所と言われています)。この周辺にあるせせらぎ等の環境改善に取り組んだ結果、ほたるの自生を確認することができました。

毎年1月には近隣の小学校の児童を招待し、庭園内の清流にほたるの幼虫約1000匹を放流しております。この放流式は平成15年より自然保護と児童たちが自然と触れ合う地域密着型の季節行事としてスタートしました。

また、太閤園においても庭園の環境改善により、ほたるの自生を確認することができました。

毎年ほたるが飛翔する6月頃には、お子様を対象にした「ほたる学習会」を開催しております。ほたるの誕生から成長する過程を図や写真を交え学んだ後、庭園でほたる観賞を行います。お子様の自然への興味が芽生えることを願うとともに、今後も近隣の皆様へのささやかな恩返しとして、これらの取り組みを続けてまいります。